『チェンソーマン』の世界観にどっぷり浸かっていると、ふとした瞬間に「あの場所、現実のどこかで見覚えがあるな?」と感じること、ありませんか?
特に物語の拠点となる東京・練馬エリア。ファンなら一度は「デンジやパワーが歩いた街を自分も歩いてみたい」と思うはずです。そんな聖地巡礼の候補地として、よく名前が挙がるのが「としまえん」です。
かつて練馬の象徴だった遊園地ですが、実は作中にハッキリと登場したのか、それとも単なるファンの推測なのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、チェンソーマンと「としまえん」の意外な関係性から、閉園後の跡地が今どうなっているのか、そしてファンが絶対に行くべき練馬の真の聖地まで、徹底的に掘り下げて解説します!
チェンソーマンの作中にとしまえんの描写はあるのか?
まず結論からお伝えすると、原作漫画やアニメ『チェンソーマン』の中で「としまえん」という名前の遊園地が舞台として明示され、そこで物語が展開された事実は公式には確認されていません。
「えっ、あんなに練馬が舞台なのに?」と驚く方もいるかもしれません。実は、としまえんそのものが登場したというよりは、物語の背景に「練馬の空気感」が色濃く反映されていることが、検索ワードとして浮上する最大の理由なんです。
主人公のデンジたちが所属する「公安対魔特異4課」の拠点や、彼らが生活するアパートの周辺環境は、練馬駅周辺がモデルになっていることで知られています。としまえんは練馬駅から徒歩圏内、あるいは電車でたった1駅の距離。地元の人や練馬に詳しいファンにとって、「練馬=としまえん」というイメージが強固にあるため、自然とセットで語られるようになったと考えられます。
また、レゼ編で見られた「夜の遊園地」や「花火」の情緒的なシーンが、かつての名所であるとしまえんの面影と重なり、ファンの記憶の中で結びついたという側面も大きいでしょう。
閉園した「としまえん跡地」の現在の姿
としまえんは、残念ながら2020年8月31日をもって、94年という長い歴史に幕を閉じました。チェンソーマンの第1部が連載されていた時期と閉園時期が重なっていたことも、ファンの間で話題になった要因の一つです。
では、今その場所はどうなっているのでしょうか?聖地巡礼を兼ねて現地を訪れるなら、以下の最新状況を把握しておくのがおすすめです。
現在、跡地は大きく2つのエリアに分かれています。
一つは、2023年にオープンした「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」です。映画『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』の世界を体験できる、世界最大級の屋内型施設として生まれ変わりました。
もう一つは、「都立練馬城址公園」です。こちらはかつての遊園地の一部が、緑豊かな開放感のある公園として整備された場所です。
チェンソーマンのファンとして訪れるなら、この「公園」の部分が重要です。としまえん時代の面影を残しつつも、どこか静寂が漂う今の風景は、作品の持つ少し切なくて乾いた空気感に通じるものがあります。
聖地巡礼で見逃せない!練馬駅周辺の激アツスポット
「としまえん」というキーワードでこの記事にたどり着いたあなたに、ぜひ足を運んでほしい場所があります。それは、としまえんから目と鼻の先にある「練馬駅周辺」のリアルな聖地たちです。
ここからは、作中のカットと見比べると鳥肌が立つような、再現度の高いスポットをご紹介します。
まず外せないのが、練馬駅南口から続く「千川通り」です。アニメの初期エピソードで、デンジとパワーがバディとして歩いているシーンの背景は、この通りの街並みが驚くほど忠実に描かれています。看板の配置や歩道の雰囲気など、「あ、ここデンジたちが歩いてたわ」と直感できるはずです。
次にチェックしたいのが「練馬区役所」です。ここの展望ロビーは無料で開放されており、20階から練馬の街を一望できます。作中でパワーがビルから飛び降りるシーンの背景や、デビルハンターたちが活動するビル群のモデルを、高い位置から確認できる貴重な場所です。
また、ファンの間で「スダ書店」のモデルではないかと囁かれている「須弥書店(SUYA)」も近くにあります。外観のフォントや佇まいが非常に似ており、日常の中に紛れ込む『チェンソーマン』の世界観を肌で感じることができるでしょう。
巡礼の合間には、最新のデバイスで名シーンを振り返るのも楽しみの一つ。iphoneやipadを片手に、実際の風景と作中のカットを照らし合わせるのが現代の聖地巡礼スタイルです。
藤本タツキ先生のルーツ?練馬に佇む名店
聖地巡礼の楽しみといえば、食事も欠かせません。練馬エリアには、作者である藤本タツキ先生にゆかりがあると言われるお店も存在します。
その代表格が、中華料理店の「小姑娘(ショウクウニャン)」です。先生がかつて通っていた、あるいは作品のインスピレーションの源泉になったのではないかとファンの間で語り継がれている名店です。
作品の中に直接登場するわけではありませんが、藤本先生が作り出す、あの独特でリアリティ溢れる物語がこの街のどこかで育まれたのだと思うと、一杯のラーメンや一皿の餃子にも特別な感慨が湧いてくるものです。
聖地巡礼は、単に「絵と同じ場所を見つける」ことだけではありません。その街が持つ空気、匂い、人々が行き交う音を五感で感じることで、作品への理解がより深まっていく、ファンにとっての聖域のような体験なのです。
練馬と池袋を繋ぐ「西武線」の変化を楽しむ
としまえん跡地にハリー・ポッターの施設ができたことで、アクセス拠点となる「西武豊島園駅」と「西武池袋駅」も劇的な変化を遂げました。
豊島園駅は、まるで魔法界のホグズミード駅のような赤を基調としたデザインにリニューアル。池袋駅の1番・2番ホームも、ロンドンのキングス・クロス駅を彷彿とさせるシックな装いになりました。
『チェンソーマン』第1部の舞台設定は1997年頃とされているため、こうした最新の装飾は作中の時代背景とは異なります。しかし、「東京という日常の中に、突如として異世界の風景が現れる」という感覚は、まさに悪魔が日常を脅かす作品の世界観そのもの。
巡礼の道中で、この不思議なコントラストを楽しむのも、今の時期ならではの贅沢な遊び方かもしれません。移動中にはfire_hdなどで原作を読み返し、当時の練馬と現在の練馬の差異に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
まとめ:チェンソーマンに「としまえん」は登場する?聖地巡礼の真相と跡地の最新状況
さて、ここまで『チェンソーマン』と「としまえん」、そして練馬エリアの繋がりについて解説してきました。
結論をもう一度整理すると、としまえん自体が物語の舞台として公式に描かれたわけではありません。しかし、練馬駅周辺を中心とした「本物の聖地」がすぐ近くに点在しており、としまえん跡地も含めたあのエリア全体が、ファンにとって特別な意味を持つ場所であることは間違いありません。
かつての遊園地は無くなってしまいましたが、新しく生まれた公園や施設、そして変わらずに残る練馬の街並みが、今も私たちを物語の世界へと誘ってくれます。
これから聖地巡礼を計画している方は、ぜひ練馬駅から千川通りを抜け、区役所の展望台を巡り、最後にとしまえん跡地の公園で静かに余韻に浸る……そんなルートを歩いてみてください。
きっと、単なる観光とは違う、デンジたちの足跡を感じる特別な1日になるはずです。
もし実際に現地へ行く際は、mobile_batteryを忘れずに。写真や動画を撮りすぎて、いざという時にバッテリー切れになっては、公安のデビルハンターのように「常に冷静」ではいられませんからね!

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