『チェンソーマン』という作品を語る上で、切っても切り離せないのが「人気投票」の狂乱ですよね。藤本タツキ先生が描く予測不能なストーリー展開と同じくらい、読者の投票行動もまた予測不能で、毎回ネット上がお祭り騒ぎになります。
第1部の衝撃的な完結から、第2部での新たな物語の始まり、そして劇場版アニメの制作決定。刻一刻と変化する作品の熱量に合わせて、キャラクターたちの支持層も大きく入れ替わってきました。
今回は、これまでに開催された第1回から第3回までの公式人気投票の結果を徹底解説しつつ、2026年現在の最新状況を踏まえた「第4回人気投票」の開催予想や、順位推移から見える作品の魅力を深掘りしていきます。推しキャラが今どの位置にいるのか、一緒に振り返っていきましょう。
第1回公式人気投票の結果:パワーが掴んだ初代女王の座
記念すべき第1回の投票は、第1部が「レゼ篇」から「国際刺客篇」へと突入し、作品の知名度が爆発的に高まっていた時期に行われました。総投票数は約23万票。今振り返ると、まだ物語の全貌が見えない中での純粋な「キャラ愛」がぶつかり合った結果と言えます。
第1位に輝いたのは、魔人のパワー。3万5千票を超える支持を集め、見事に初代王座に就きました。傲慢で、虚言癖があって、不潔(?)なのにどこか憎めない。そんな彼女の強烈なキャラクター性が、読者の心を鷲掴みにした結果でしょう。
第2位は、物語の鍵を握る支配の悪魔、マキマ。この時点ではまだ彼女の真意は謎に包まれていましたが、その底知れない恐怖と美しさに魅了されるファンが続出しました。
そして第3位には、デンジの兄貴分的存在である早川アキがランクイン。この頃のアキはまだクールなデビルハンターとしての印象が強く、デンジやパワーとの共同生活で見せる「苦労人」な一面が共感を呼んでいました。
特筆すべきは、主人公のデンジが5位だったこと。ジャンプ作品において主人公がトップ3を逃すのは珍しいことではありませんが、デンジの場合は「かっこいいヒーロー」というよりは「身近で等身大な、欲望に忠実な少年」として愛されていたため、コアなファン層が他の強烈な脇役に流れた形となりました。
第2回公式人気投票の結果:早川アキの劇的な逆転劇
第2回投票は、第1部が完結した直後という、作品への熱量が最高潮に達したタイミングで実施されました。投票数は第1回の倍以上となる約62万票。ここで大きな波乱が起きます。
第1位をもぎ取ったのは、早川アキでした。得票数は8万8千票超。第1部の終盤、彼を待ち受けていたあまりにも残酷で、それでいて美しい結末が、読者の感情を激しく揺さぶったのは言うまでもありません。アキの選んだ選択、そしてデンジたちに遺した想いが、多くの票となって現れたのです。
第2位は、またしてもマキマ。彼女は順位を一切崩しません。第1部を最後まで読み届けた読者にとって、彼女の存在はもはや単なる「敵」や「味方」という枠を超えた、神格化された象徴となっていました。
第3位に後退したパワーですが、彼女もまた物語終盤でのデンジとの「契約」シーンが語り草となり、根強い人気を証明しました。
この第2回で注目を集めたのが、6位に急浮上した吉田ヒロフミです。当時はまだ登場回数が少なかったにもかかわらず、その端正なルックスと、クァンシと渡り合うほどの実力が評価され、女性ファンを中心に爆発的な支持を得ました。この結果が、のちの第2部でのメインキャラ昇格に繋がったのかもしれません。
第3回公式人気投票の結果:レゼが巻き起こした「爆弾」旋風
2025年に発表された第3回投票は、まさに「レゼの年」でした。総投票数はついに100万票を突破。その中で、20万票以上という驚異的なスコアを叩き出して1位になったのがレゼです。
なぜ、物語の中盤で退場したはずのレゼがこれほどの票を集めたのか。その最大の要因は、アニメ映画『劇場版 チェンソーマン レゼ篇』の制作決定とプロモーションです。大画面で動く彼女への期待感が、既存ファンだけでなく新規ファンをも巻き込み、大きなムーブメントとなりました。
一方で、2位のマキマ、3位の早川アキは不動の地位を築いています。すでに物語から退場しているキャラクターが常にトップ3に居座り続けるという現象は、藤本タツキ先生が描いたキャラクターひとりひとりの「生きた証」がいかに重いかを物語っています。
第2部からの新主人公、三鷹アサもこの回で健闘を見せましたが、第1部からの「レジェンド勢」の壁は厚く、トップ3の牙城を崩すまでには至りませんでした。しかし、アサとヨルの複雑な関係性は確実にファンを増やしており、今後の伸び代を感じさせる結果となりました。
キャラクター別の順位推移から読む「愛される理由」
ここで、主要キャラクターたちの順位変動をじっくり見てみましょう。そこには読者の心理変化が克明に刻まれています。
まず、主人公のデンジ。彼の順位は「5位→4位→5位」と、驚くほど安定してトップ5圏内をキープしています。普通、これだけ人気キャラが次々現れると順位は下がりそうなものですが、デンジは常に「みんなが一番好きなキャラ」ではないかもしれないけれど、「みんなが幸せになってほしいと願うキャラ」として、全読者の心のポートフォリオに組み込まれているのです。
次に、マキマ。「2位→2位→2位」という、ある種ホラーに近いほどの安定感。彼女を1位に選ぶのはどこか恐れ多い、けれど彼女の存在を無視することは絶対にできない。そんな読者の「支配」されっぷりが、この2位という順位に表れている気がしてなりません。
そして、急上昇を見せたのが吉田ヒロフミ。「10位→6位→7位」と、常に上位に食い込んでいます。彼は第2部でデンジと同じ高校に通う護衛として再登場し、そのミステリアスな行動で常にSNSのトレンドを賑わせています。彼の正体や目的が明かされるたびに、票が動く傾向にあります。
第2部キャラクターの台頭と新時代の勢力図
第2部から登場したキャラクターたちも、着実に存在感を示しています。
三鷹アサは、これまでの『チェンソーマン』にはいなかった「内省的で自己肯定感が低い」という現代的な悩みを持つキャラクターです。彼女が戦争の悪魔・ヨルと共生し、不器用ながらも世界と向き合おうとする姿は、新しい層のファンを獲得しました。
また、飢餓の悪魔(キガちゃん)の存在も見逃せません。無表情で食べ物を詰め込み、不穏な空気を撒き散らす彼女は、独特のシュールな可愛さがあり、ネタキャラとしてもガチ勢からも支持されています。
さらに、ナユタの成長も大きなトピックです。第1部の結末で登場した彼女が、デンジとどのような兄妹(あるいは親子)関係を築いているのか。その健気な姿と、時折見せるマキマ譲りの冷徹さのギャップに、保護者目線で票を投じるファンが急増しました。
これらの新世代キャラが、完結に向けてどのようなドラマを見せてくれるのか。それが次の投票結果を大きく左右することになります。
第4回人気投票の開催はいつ?2026年の動向予想
さて、最も気になるのが「第4回公式人気投票」がいつ開催されるのかという点です。
2026年3月現在、ジャンプ+での連載はまさに最終盤の熱を帯びています。過去の傾向から考えると、物語が完結するタイミング、あるいは最終巻の発売に合わせて「完結記念総選挙」が行われる可能性が極めて高いと言えるでしょう。
第4回が開催された場合、これまでの人気投票とは一線を画す激戦が予想されます。
- 第1部のレジェンド勢(パワー、アキ、レゼ、マキマ)
- 第2部を牽引した新世代(アサ、ヨル、ナユタ、キガ)
- そして全ての物語の中心にいるデンジ
これら全てのキャラクターが同じ土俵で戦う、まさに「チェンソーマン・オールスター」の状態になります。特に2026年はアニメの続報や映画の展開も重なる時期であるため、メディア露出の多いキャラクターが有利になる側面もあるかもしれません。
もし、今から推しキャラを応援したいのであれば、チェンソーマン 単行本を読み返して、彼らの名シーンをSNSでシェアしたり、布教活動を行ったりするのも良いでしょう。一票一票が、藤本タツキ先生への「このキャラを描いてくれてありがとう」というメッセージになります。
チェンソーマン人気投票の歴史は読者の愛の歴史
『チェンソーマン』の人気投票は、単なる順位付けではありません。それは、読者が物語の残酷さに耐え、キャラクターの死に涙し、それでもなお彼らの幸福を願った「感情の集計」です。
第1回から第3回まで、私たちは多くの別れを経験してきました。それでも、順位表の中にずっと名前が残り続けるキャラクターたちを見ると、彼らは作品の中で、そして読者の中で永遠に生き続けているのだと実感させられます。
次回の投票では、果たしてデンジが悲願のトップ3入りを果たすのか。あるいは、全く新しい伏兵が1位を奪い去るのか。どんな結果になっても、それが私たちの愛した『チェンソーマン』という物語の到達点になるはずです。
今のうちに、第1部から最新話までをチェンソーマン 漫画でおさらいして、運命の第4回投票に備えておきましょう。
チェンソーマン人気投票の歴代結果まとめ!第4回開催予想や最新順位の推移を解説
ここまで、歴代の熱い戦いを振り返ってきました。パワーの天真爛漫な強さ、アキの涙なしには語れない物語、レゼが残した鮮烈な閃光。そして、今なお成長し続けるデンジとアサ。
『チェンソーマン』の人気投票は、常に私たちの想像を超えてきます。第4回が開催されるその日まで、彼らの物語を最後まで見届け、自分だけの一票を誰に投じるかじっくり考えておきたいですね。
最新情報はジャンプ+公式アプリやSNSをこまめにチェックして、祭りの始まりを逃さないようにしましょう。あなたの推しキャラが、最高の順位で物語のフィナーレを飾れるよう応援していきましょう!
今回の記事の内容について、より詳細なキャラクターの裏設定や、藤本タツキ先生の過去のインタビュー内容についても調べてまとめましょうか?

コメント