チェンソーマンED一覧!全12話の豪華アーティストと全曲徹底解説【神曲まとめ】

チェンソーマン

アニメ界の常識を覆した超弩級のプロジェクト、それがTVアニメ『チェンソーマン』のエンディング(ED)です。普通、アニメのEDといえば1クール同じ曲が流れるもの。しかし、この作品は違いました。「毎週、曲も映像も変わる」という、まさに悪魔的な贅沢さで全12話が駆け抜けたのです。

「あの回の曲、誰が歌ってたっけ?」「映像に隠された意味を知りたい!」そんなファンのために、今回は『チェンソーマン』の全ED楽曲を徹底解説します。これさえ読めば、各アーティストが作品に込めた愛と狂気が丸わかりです。


前代未聞!なぜ『チェンソーマン』は毎週EDが変わるのか

本作の監督を務めた中山竜氏をはじめとする制作陣がこだわったのは、「読後感」の最大化です。藤本タツキ先生の原作は、一話ごとに感情の振れ幅が激しく、爆笑したかと思えば次の瞬間には絶望の淵に突き落とされるような展開が続きます。

その熱量をアニメでも再現するため、各話のエピソードに最もふさわしいアーティストをキャスティングし、さらにその曲専用のアニメーションを毎話新規で制作するという、とんでもない試みが行われました。

オープニングの米津玄師 KICK BACKが固定の「顔」であるならば、12曲のEDは物語の「血肉」といえるでしょう。


第1話〜第4話:物語の始まりと「パワー」の狂気

物語の導入から、最強の相棒(?)パワーとの出会いまで。ここでは初期の衝動を爆発させるような楽曲が並びます。

第1話:Vaundy「CHAINSAW BLOOD」

記念すべき第1話のラストを飾ったのは、弱冠22歳にして音楽シーンを席巻するVaundy。ゾンビの悪魔を惨殺し、チェンソーマンとして産声を上げたデンジの衝撃を、重厚なベースラインと荒々しいロックサウンドで表現しています。

「正義」でも「ヒーロー」でもない、ただの衝動で動くチェンソーマンの血生臭さが、Vaundyのハスキーな歌声と見事にマッチしていました。

第2話:ずっと真夜中でいいのに。「残機」

デンジ、アキ、そしてパワー。後に「家族」のようにも見える3人の共同生活が予感される第2話。ずとまよらしい鋭利なカッティングギターと、複雑なリズムが中毒性を生んでいます。

映像では、都会の冷たさとその中で生きるデビルハンターたちの日常がスタイリッシュに描かれました。ずっと真夜中でいいのに。 残機の疾走感は、平穏とは程遠い彼らの生活そのものです。

第3話:マキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ」

「待ってました!」と叫んだファンも多いはず。原作の混沌とした世界観に最も近いアーティスト、ホルモンが参戦。

パワーが愛猫ニャーコを救うためにデンジを裏切るという、エゴと狂気が入り混じる回にふさわしい、ミクスチャー・ロックの極致です。映像のドラッグ的な色彩感覚は、まさに脳を直接揺さぶられる体験でした。

第4話:TOOBOE「錠剤」

パワーが「胸」を揉ませるという約束をデンジと交わす、どこかマヌケで、それでいてバイオレンスな第4話。TOOBOE(トオボエ)によるキャッチーながら不気味なメロディが、パワーというキャラクターの「可愛らしいけど人外」な魅力を引き立てています。

映像の赤を基調としたポップなデザインは、多くのファンを虜にしました。


第5話〜第8話:永遠の悪魔と「ゲロキス」の衝撃

物語は最初の大きな山場である「永遠の悪魔編」へ。ここからは映像演出の実験的な試みが加速します。

第5話:syudou「インザバックルーム」

ホテルの中に閉じ込められ、無限に続く廊下と階段。精神的に追い詰められていく特異4課のメンバー。syudouのボカロ文化を感じさせる独特の譜割りと、不安を煽るようなサウンドが、閉鎖空間の恐怖を増幅させていました。

映像もエッシャーのだまし絵のような構成で、視覚的に「出られない」感覚を植え付けてきます。

第6話:Kanaria「大脳的なランデブー」

ホテルでの戦いが決着を見せる第6話。Kanariaによるミニマルで洗練された楽曲が流れます。

第5話の重苦しさから一転、どこか投げやりで、でも心地よいリズム。映像では、ドット絵やグラフィカルな演出が多用され、デンジの「バカな強さ」がスマートに表現されました。

第7話:ano「ちゅ、多様性。」

ネット上で最も話題をさらったのが、この第7話です。伝説の「ゲロキス」回。anoのキュートな歌声に乗せて歌われる「Get on Chu!」というフレーズのダブルミーニングに、誰もが膝を打ちました。

90年代の歌番組を彷彿とさせる映像や、中毒性の高い「ゲロチューダンス」はTikTokでも大バズり。作品の持つ「悪ふざけの美学」が頂点に達した瞬間です。

第8話:TK from 凛として時雨「first death」

一転して、視聴者を絶望のどん底に突き落とした第8話。姫野の自己犠牲と、特異4課の壊滅。

TKの研ぎ澄まされた高音と激しいギターは、大切な人を失った瞬間の耳鳴りのようでした。映像はモノトーンを基調とし、姫野の消えゆく姿を静かに、そして残酷に映し出しました。TK from 凛として時雨 first deathを聴くたびに、あの日曜の夜の衝撃を思い出す人も多いでしょう。


第9話〜第12話:復讐と再生、そして未来へ

終盤戦、物語はさらに加速し、キャラクターたちの内面が深く掘り下げられていきます。

第9話:Aimer「Deep down」

圧倒的な喪失感に包まれた第9話のED。Aimerのハスキーで包容力のある歌声が、傷ついた魂を癒やすように流れます。

映像では、亡くなった仲間たちや、残された者たちの孤独が芸術的なタッチで描かれました。絶望の中でも微かに光る、生への執着を感じさせる名曲です。

第10話:PEOPLE 1「DOGLAND」

岸辺によるデンジとパワーの地獄の特訓。自分たちが「飼い犬」であることを突きつけられる回です。

PEOPLE 1のどこか寂れた、でも反骨心を感じさせるメロディ。実写の街並みにアニメのキャラクターを合成した実験的な映像は、彼らが私たちの住む世界のどこかに潜んでいるような、不思議なリアリティを感じさせました。

第11話:女王蜂「バイオレンス」

戦いはいよいよサムライソードとの決戦へ。女王蜂のアヴちゃんによる圧倒的な歌唱パフォーマンスは、もはや一つの芸術作品。

タイトルの通り「暴力」をテーマにしながらも、そこには言葉にできない気高さが同居しています。映像の色彩感覚も女王蜂ならではの妖艶さがあり、クライマックスに向けてボルテージを一気に引き上げました。

第12話:Eve「ファイトソング」

激闘を終え、再び日常へと戻るデンジたち。最終回のEDを担当したのはEveです。

「頑張れ」ではなく「生きろ」と背中を押してくれるような、疾走感あふれる楽曲。映像では、デンジ、アキ、パワーの3人が過ごす何気ない朝の風景が描かれ、これまでの血生臭い戦いが嘘のような温かさに包まれました。同時に、第2期(レゼ編)を予感させる扉の演出には、誰もが鳥肌を立てたはずです。


まとめ:全曲が主役の『チェンソーマン』音楽体験

こうして振り返ってみると、一つとして似た曲がありません。それぞれのアーティストが、自分たちの得意分野を最大限に活かしながら、同時に『チェンソーマン』という作品を深く読み解いていることが伝わってきます。

  • 映像のクオリティ: 1回限りの放送のためにこれだけの作画リソースを割くMAPPAの情熱。
  • キャスティングの妙: 大御所から新鋭まで、今一番聴くべきアーティストの選定。
  • アルバムとしての完成度: Chainsaw Man The Songsとして全曲を通して聴いた時の満足感。

アニメソングという枠を超え、2020年代の音楽シーンそのものを象徴するようなプロジェクトでした。もしまだ聴き逃している曲があれば、ぜひ配信サイトや公式YouTubeのノンクレジット映像でチェックしてみてください。音楽から入る『チェンソーマン』の世界も、また格別なはずです。

改めて、「チェンソーマンED一覧!全12話の豪華アーティストと全曲徹底解説【神曲まとめ】」をご覧いただきありがとうございました。お気に入りの1曲を見つけて、あの狂乱の12週間を何度でも追体験しましょう!

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