チェンソーマンのゲロチューは何話?姫野とデンジの衝撃シーンを原作とアニメで徹底解説

チェンソーマン

『チェンソーマン』という作品を語るうえで、避けては通れない「伝説のシーン」があります。そう、ファンの間で語り草となっている「ゲロチュー」です。

ヒロインの一人である姫野と、主人公のデンジが繰り広げたあの衝撃的な一幕。初めて見たときは、あまりの汚さと切なさとカオスっぷりに、思考が停止してしまった方も多いのではないでしょうか。

「あのアニメの神回、結局何話だったっけ?」「原作漫画だと何巻を読めばいいの?」という疑問にお答えすべく、この記事ではチェンソーマンのゲロチュー回について、アニメと原作の両面から徹底的に深掘りしていきます。


チェンソーマンのゲロチューは何話?アニメ第7話「キスの味」の衝撃

まず結論からお伝えしましょう。アニメ版で「ゲロチュー」が描かれたのは、第7話「キスの味」です。

この回は、放送当時からSNSでトレンド入りし、視聴者に特大のトラウマ(と、ある種の感動)を植え付けました。それまで「永遠の悪魔」との死闘を繰り広げていたデビルハンターたちが、戦い終わって打ち上げの中華料理屋に集まるという、一見すると平和な日常回のはずだったのですが……。

飲み会の席で交わされた「死の約束」

新人歓迎会という名目の飲み会で、酒豪の姫野は泥酔。そこで彼女は「新人の中で、私とディープキスした人に……誰か一人としてあげる」という、とんでもない提案をします。

思春期真っ只中で、女性とのキスを夢見てやまないデンジにとって、これは願ってもないチャンスでした。マキマさんへの忠誠心と、目の前のセクシーな先輩からの誘惑。葛藤の末、デンジは「ファーストキス」を捧げる決意を固めます。

期待を裏切る「虹色の放出」

ついに唇が重なったその瞬間、視聴者が目にしたのは、ロマンチックな描き込みではなく、姫野の口から溢れ出す大量の嘔吐物でした。

アニメ版では、地上波の放送コードに配慮して(あるいは演出として)、嘔吐物にモザイク処理が施されていました。しかし、そのモザイクが逆に「何が出ているか」をリアルに想像させ、ドロドロとした生々しいSE(音響効果)が不快感を倍増させていたのが印象的です。

一部の配信サイトや海外版では、このシーンが「虹色」に光るエフェクトで処理されていることもあり、ファンの間では「虹色のゲロ」としても親しまれています。


原作漫画では何巻の何話?藤本タツキ先生の「悪意」が光る演出

アニメ版のクオリティに驚いた方は、ぜひチェンソーマン 単行本の原作第3巻もチェックしてみてください。ゲロチュー回は、原作第21話「接吻」に収録されています。

漫画ならではの間と描写

原作漫画におけるゲロチューは、アニメよりもさらに「突き放したようなドライさ」があります。藤本タツキ先生特有の、美しい構図の中に突然放り込まれる汚物。このギャップこそが、チェンソーマンという作品の持ち味です。

デンジがそれを反射的に飲み込んでしまう描写も、漫画のコマ割りで見るとより一層の絶望感があります。夢にまで見たファーストキスが、ゲロの味で上書きされる。この「期待していた最高の瞬間が、最低の形で汚される」という展開は、後のストーリーにも通ずる重要なテーマとなっています。


なぜ姫野は吐いたのか?シーンの背景にある切ない裏事情

単なるギャグシーンとして片付けられがちなゲロチューですが、実は姫野というキャラクターの深掘りには欠かせないエピソードでもあります。

デビルハンターという過酷な職業

姫野は、これまでに多くの相棒(バディ)を戦死で失ってきました。特に、現在の相棒である早川アキを死なせたくないという強い執着を持っています。彼女が浴びるようにお酒を飲むのは、日常的に付きまとう「死」への恐怖や孤独を紛らわせるためでもありました。

あの夜、彼女がデンジにキスをしたのは、単なる酒の勢いだけではありません。新しく入ってきた「死なない(かもしれない)新人」への興味や、張り詰めた糸が切れた瞬間の開放感が、あのような醜態に繋がってしまったのです。

後の「チュッパチャプス」との対比

この最悪なキスの後、デンジはマキマから飴(チュッパチャプス)を口移しで受け取るシーンがあります。

  • 姫野との「ゲロ(汚物)」の味
  • マキマとの「飴(甘い)」の味

この対比は、デンジが追い求める「幸せ」の虚構性と現実の泥臭さを象徴しています。ゲロチューという一見ふざけたシーンは、物語の対比構造を際立たせるための重要なパーツなのです。


ED曲「ちゅ、多様性。」とゲロチューの幸福な関係

アニメ第7話を語るうえで、ano(あのちゃん)が歌うエンディングテーマ「ちゅ、多様性。」の存在は欠かせません。この曲が、グロテスクなゲロチューの記憶を「ポップでキャッチーな思い出」へと塗り替えました。

歌詞に隠された「ゲロ」の響き

サビで繰り返される「Get on chu(ゲット・オン・チュウ)」というフレーズ。これ、耳で聞くと完全に「ゲロチュー」と聞こえるようになっています。この言葉遊びには、視聴者も思わずニヤリとしてしまったはずです。

MVや楽曲の雰囲気も、90年代のレトロな歌番組を意識したサイケデリックな仕上がりになっており、チェンソーマンという作品が持つ「混沌としたエネルギー」を見事に表現しています。

あのちゃん自身も、この曲を通じて「ゲロを吐くほどの強烈な愛や多様性」を表現しており、単なるタイアップ曲の枠を超えた名曲として愛されています。


ゲロチューを視聴する際の注意点と楽しみ方

これからアニメ第7話を見ようと思っている方、あるいは原作を読み返そうと思っている方へ、いくつかアドバイスがあります。

  • 食事中は避ける: これは鉄則です。アニメ版のSEは本当に生々しいので、中華料理(特にラーメンや麻婆豆腐)を食べながらの視聴はおすすめしません。
  • 第7話限定のEDまでしっかり見る: チェンソーマンのアニメは毎話EDが変わりますが、第7話のEDは映像・楽曲ともに「ゲロチュー」へのリスペクトが詰まっています。
  • キャラクターの表情に注目: ゲロを吐かれる瞬間のデンジの表情、そしてその後のアキやパワーたちの反応。シュールなコメディとしての完成度も非常に高いです。

チェンソーマンのゲロチューは何話?まとめ

いかがでしたでしょうか。

チェンソーマン アニメの中でも最大級のインパクトを誇る「ゲロチュー」は、アニメ第7話、原作漫画第3巻21話で見ることができます。

ただの悪ふざけに見えて、その実、登場人物たちの心の闇や、作品全体に流れる「ままならない現実」を鋭く切り取った名シーンです。あの最悪で最高な瞬間を、ぜひ映像と紙の両方で堪能してみてください。

チェンソーマンのゲロチューは何話だったか確認できたら、次はぜひ、その後のデンジと姫野の関係性の変化にも注目して読み進めてみてくださいね。物語はここからさらに、予想もつかない方向へと加速していきます。

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