ファブルセカンドコンタクトとは?まず結論から
「ファブルセカンドコンタクト」と検索してたどり着いたあなたは、おそらく「ザ・ファブル」の続編にあたる作品の正体を知りたいのではないでしょうか。結論から言うと、ファブルセカンドコンタクトとは、南勝久さんによる人気漫画『ザ・ファブル』の第2部にあたる作品です。正式なタイトルは『ザ・ファブル The second contact』で、2019年に第1部が完結したあと、同じ世界観とキャラクターたちを引き継いで連載が始まりました。全9巻で完結しており、第1部から続けて読む人も、続編から入る人も楽しめる構成になっています。
この記事では、ファブルセカンドコンタクトの基本情報、第1部との違い、登場人物、巻ごとのあらすじの流れ、そして読むならどれを選べばいいのかという比較・判断のポイントまで、順番に整理していきます。読み終わるころには、自分がどの巻から手に取ればいいのか、はっきりイメージできるはずです。
ファブルセカンドコンタクトの基本情報
まずは作品の土台となる情報を押さえておきましょう。作者は南勝久さん、掲載誌はヤングマガジン、そして単行本は全9巻で完結しています。第1部にあたる『ザ・ファブル』を読んでいなくても、第2部の冒頭である程度状況が説明されるため、続編から読み始めることは可能です。ただし、人間関係や過去の因縁は第1部からの積み重ねが効いてくるので、できれば第1部から通して読むほうが物語の奥行きを感じやすくなります。
物語の舞台は、殺し屋を引退した主人公・アキラが「普通の暮らし」を目指すという流れを引き継ぎます。第1部で大団円を迎えたあと、第2部ではアキラがミサキと結婚し、太平市の片隅で新婚生活を送るところから始まります。殺し屋としての過去を持ちながら、日常に溶け込もうとする姿が、この作品の大きな見どころです。
第1部とファブルセカンドコンタクトの違い
第1部と第2部の違いを一言で表すなら、「“普通”の難しさがより際立つ」という点です。第1部では、殺し屋としての能力を隠しながら生活するアキラの姿が中心でした。第2部では、結婚や地域との関わりなど、より生活に密着したテーマが増えていきます。そこに真黒組と紅白組の勢力争いが絡み、平穏な日常が少しずつ揺らいでいく展開になります。
また、第2部ではヨウコの存在感が増しているのも特徴です。第1部でアキラと結ばれたミサキのその後、タコ社長の現在など、前作の登場人物たちの「その後」が丁寧に描かれます。続編でありながら、登場人物の人生の続きを見られる点が、ファブルセカンドコンタクトの魅力と言えます。
ファブルセカンドコンタクトの主な登場人物
ここでは、物語を追ううえで押さえておきたい主な登場人物を紹介します。名前だけでも覚えておくと、巻が進んだときの人間関係がぐっと分かりやすくなります。
アキラ
本作の主人公。無敵の殺し屋として知られていましたが、ボスから任を解かれ、殺し屋を引退しました。第2部ではミサキと結婚し、「レンタルおっちゃん」として日々を過ごしながら、普通の生活の実感を得ていきます。
ヨウコ
アキラと並ぶ実力者で、第2部ではアザミやユーカリらと合流します。再会したタコ社長に対して何かを募らせるなど、物語の鍵を握る存在として描かれます。
ミサキ
第1部でアキラと結ばれた相手。第2部では新婚生活を送る妻として登場し、アキラの日常を支える立場になります。
クロ
真黒組の関係者。彼の喧嘩が発端となって不穏なムードが生まれ、物語が動き出すきっかけの一つになります。
海老原(エビハラ)組長
真黒組の組長。アキラたちファブルとの関係が切れたことを嗅ぎつけられ、組織間の均衡が崩れていきます。
松代(マツダイ)組長
紅白組の組長。バランスブレーカーとなる切り札として「ルーマー」と呼ばれる存在を呼び寄せます。
ファブルセカンドコンタクトのあらすじを巻ごとに追う
ここからは、物語の流れを巻ごとに整理していきます。細かいネタバレは避けつつ、どの巻で何が起きるのかを大まかに把握できるようにまとめました。
1巻〜2巻:新婚生活と平穏の始まり
1巻では、第1部が大団円を迎えたあとの世界が描かれます。アキラはミサキと結婚し、太平市の片隅で新婚生活を開始します。ヨウコもアザミやユーカリらと合流し、平和な暮らしが始まります。しかし、クロの喧嘩が発端となって不穏なムードが漂い始めます。2巻では、アキラが「レンタルおっちゃん」として日々を送るなか、殺し屋を引退した面々がそれぞれの“ふつう”を目指していく姿が描かれます。
3巻〜4巻:真黒組と紅白組の対立
3巻では、長年拮抗していた真黒組と紅白組の勢力争いが再び燻り始めます。ヨウコがクロと紅白組の若い衆のイザコザを助けた“偶然”をきっかけに、アキラも紅白組のゴタゴタに図らずも介入してしまいます。しかし、真黒組の海老原組長はあくまで無関係を貫くよう言います。一方、ファブルとの関係が切れたことを嗅ぎつけた紅白組の松代組長は、切り札として「ルーマー」を呼び寄せます。4巻では、真黒組と紅白組が一触即発となり、ルーマーの男たちが佐藤兄弟の監視を始めます。さらに紅白組が雇った一味がヨウコに迫り、彼女にとって最大にして最悪のピンチが訪れます。
5巻〜7巻:戦いの激化
5巻以降は、アキラの新婚生活と、組織同士の争いが並行して描かれていきます。平穏を保とうとするアキラの思いとは裏腹に、周囲の状況は緊迫していきます。6巻、7巻と進むにつれて、ファブルとルーマーの対立構造がはっきりしてきます。
8巻〜9巻:最終局面へ
8巻、9巻では、突如として勃発した真黒組VS紅白組、ひいてはファブルVSルーマーの戦いが最終局面を迎えます。一足先に戦線から脱出したヨウコでしたが、消息不明になってしまいます。ヨウコは一体どこへ行ってしまったのか。闇夜の大西公園を舞台に、物語はクライマックスへ向かいます。全9巻で完結しているため、最後まで一気に読み切れる構成です。
ファブルセカンドコンタクトを読むならどれを選ぶ?比較のポイント
「読みたいけど、どれを買えばいいのか分からない」という人のために、選び方のポイントを整理します。結論としては、第1部から読むか、第2部だけ読むかで選び方が変わります。
第1部から通して読みたい人
物語の積み重ねを重視するなら、第1部の単行本から順に読むのがおすすめです。第1部を読んでおくと、アキラとミサキの関係、ヨウコやタコ社長との因縁が理解しやすくなります。第1部の第1巻からそろえて、第2部へと進む流れが一番自然です。
続編から読みたい人
すでに第1部を読んでいる、あるいは続編だけ気になっている場合は、第2部の1巻から読み始めるとよいでしょう。第2部は1巻から9巻まで完結しているので、まとめてそろえると一気に読めます。
電子書籍か紙かで迷う人
持ち運びやすさや収納を考えるなら電子書籍、紙の質感やコレクション性を重視するなら紙の単行本という選び方があります。どちらも内容は同じなので、自分の読み方に合わせて選ぶと後悔しにくいです。
ファブルセカンドコンタクトのメリットと注意点
ここでは、この作品を読むうえでのメリットと、注意しておきたい点を整理します。
メリット
第一に、第1部の登場人物たちの「その後」を楽しめることです。アキラの新婚生活、ヨウコの動向、タコ社長の現在など、前作ファンにとってうれしい要素が詰まっています。第二に、日常と非日常のバランスが絶妙で、殺し屋を引退した男が普通に生きようとする姿に共感しやすいことです。第三に、全9巻で完結しているため、途中で終わってしまう不安がなく、最後まで見届けられます。
注意点
注意点としては、第1部を読んでいないと人間関係が分かりにくい場面があることです。また、組織同士の争いや暴力描写が含まれるため、そうした表現が苦手な人は事前に確認しておくとよいでしょう。加えて、続編から読み始めると、過去の因縁に関する説明が最小限になることがあります。気になる場合は、第1部のあらすじだけでも押さえておくと理解が深まります。
ファブルセカンドコンタクトを楽しむためのおすすめの読み方
最後に、この作品をより楽しむための読み方を提案します。まず、第1部と第2部を交互に読み返すと、キャラクターの変化がよく分かります。次に、巻ごとの区切りで一度止まり、人間関係を整理しながら読むと、組織同士の対立構造が追いやすくなります。そして、完結している強みを活かして、まとまった時間が取れるときに一気に読むのもおすすめです。
ファブルセカンドコンタクトは、殺し屋引退後の“普通”を描いた続編です。第1部から読むか、続編から入るかで印象は変わりますが、どちらでも楽しめる懐の深さがあります。自分に合った巻から手に取って、アキラたちの第二の人生を見届けてみてください。
よくある質問(FAQ)
ファブルセカンドコンタクトは何巻まで出ていますか?
全9巻で完結しています。1巻から9巻までそろえると、最後まで一気に読むことができます。
第1部を読んでいなくても楽しめますか?
楽しめますが、人間関係や過去の因縁は第1部からの積み重ねが影響します。第1部のあらすじを軽く確認しておくと、より理解しやすくなります。
電子書籍でも読めますか?
電子書籍で読める環境が用意されている場合があります。紙か電子かは、持ち運びやすさや収納スペースを考えて選ぶとよいでしょう。
作者は誰ですか?
作者は南勝久さんです。第1部『ザ・ファブル』に続く形で、この続編が描かれています。
まとめ:ファブルセカンドコンタクトはこんな人におすすめ
ファブルセカンドコンタクトとは、『ザ・ファブル』の第2部にあたる全9巻完結の作品です。殺し屋を引退したアキラがミサキと結婚し、太平市で新婚生活を送りながら、真黒組と紅白組の争いに巻き込まれていく姿が描かれます。第1部の登場人物たちのその後を楽しみたい人、日常と非日常が交錯する物語が好きな人、完結作品を一気に読みたい人に向いています。第1部から読むか、続編から読むかを決めて、自分に合った巻から始めてみてください。

コメント